カンホアの塩 石臼挽き 500g (天日干し塩)

一番溶けやすく、最も使用範囲の広いタイプ

左が150g入りスタンドパック、右が500g入り
粒の大きい【結晶のまま】を、溶けやすいよう石臼で挽いて細かくしたもの。一番溶けやすいので、最も使用範囲の広いタイプです。また、カンホアの塩が石臼を使うには理由があります。

また、この『海のように深く豊かな味わい』は、お料理の味を包み込むように利くやさしい塩味です。そのため、塩辛さだけを基準にすると「なかなか利かないな」と感じるかも知れません。最初は、単純な塩辛味ではなく、イメージとして「海水のような味」を加えると思ってお使い頂くのがコツです。2~3度使うと慣れると思います。

栄養表示成分100gあたり
【石臼挽き】
熱量 0kcal
たんぱく質 0g
脂質 0g
炭水化物 0g
ナトリウム 33.76g
マグネシウム 780mg
カルシウム 620mg
カリウム 250mg
(食塩相当量) (85.82g)

それはまるで海のよう、深く豊かな味わい

カンホアの塩専用塩田での収穫風景
海水は多種多様の成分(無機質)を含んでいるため、その味はいたって複雑です。海水をなめると、単に塩辛いだけではなく、何とも言えぬ味がするのはそのため。カンホアの塩は、独自の天日製法によって、海水の様々な成分を『全体的に』取り込み、『海のような、深く豊かな味わい』を作り上げています。

カンホアの塩の味を作っているのは、ナトリウムだけでなく、マグネシウム・カルシウム・カリウムを始めとした海水の様々な成分です。それらをこの専用の塩田で調えながらカンホアの塩は作られています。

例えば、その味の中に、ほのかな甘みと独特のうま味があります。「甘み・うま味」とはいうものの、海水には糖分やうま味成分はありません。それらは海水の様々な成分の様々な味が(複合的に)織りなされることで、醸し出されています。そしてそれが料理・素材の味を包み込むように引き立てます。



すなわち ・・・・ 塩の違いは「製法」にあります。ただし、海水以外(塩やニガリなど)が原料に使われることを含めると、それは「原料」にもあり、となります。カンホアの塩ならではの味を生み出す「原料」と「製法」です。


1.原料は海水100%

きれいなベトナム・カンホアの海水だけが原料です。海水を濃縮して得られる様々な成分だけで調えられた味の塩です。

2.天日だけで作る塩

海水から完成までおよそ2~3ヶ月。人工的な加熱をせず、天日だけでゆっくりと塩を結晶させます。ソーラーパネルさえ使わず、太陽光エネルギーと自然風だけで作った天日塩。また収穫後も天日に干して乾かしています。

3.独自の天日製法

カンホアの塩独特の深く豊かな味わいは、天日製法といっても独自の方法だから。海水全体の様々な成分の様々な味を、(複合的に)織りなすことで、まるで海のような、深く豊かな味を作り出しています。


製品に対する想い
何はなくとも「水と塩」

人間にとって最もベーシックな食べ物は「水と塩」だと思う。
「水と塩」、それって海水ではないか・・・。

カンホアの塩専用天日塩田近くのビーチ

昔、私は旅先で出会った仲間数人と、タイ南部の島の海辺で、数ヶ月暮らしていたことがある。市場に買い物に行き、借りたバンガローの前で焚き火をしながら自炊していた。ある日、私が野菜のスープを料理していたときのこと。塩が切れてたのに気がつき困っていると、仲間の一人が「塩ならここにたくさんあるよ」と目の前に広がる海を指差した。その突拍子もないアイデアに、私はたじろいだ。しかし、少し考えてみると、経験もないことだし、面白そうだなと気持ちが切り替わり、私は海に入り海水を汲んできた。自炊のワイルド感はグッと増し、その場は盛り上がった。が、味を見た私たちはショックだった。あまりの苦さとエグさゆえ、食べられなかったのだ。結局、あわてて塩を買いに走った後、スープの液体だけを捨て、残った具材に改めて水と塩を加えて炊き直した。野菜の味が抜け切ってしまったスープは、悲しくなる味だった。当時、私たちは「海水=水+塩」ぐらいに思っていたのだった。しかし、海水と塩水は違うもので、海水は塩の代わりにはとても使えない。だから人間は昔から、はるばる岩塩を運んだり、わざわざ海水を干したり焚いたりして塩を作ってきたのだ。


そんな海水から『地球上の全ての生き物は生まれてきた』と言われている。だとすると、私たち人間の祖先は昔、海で暮らしていたということ。その頃は、魚のように、生きるために海水が必要だった。そして、やがて陸に上がった人間は、今度は海水ではなく、どういう訳か「水」と「塩」を「別々に」必要になった。そう考えると、その「水」と「塩」が、即、純粋なH2OとNaCl(塩化ナトリウム)なハズはないと思える。と同時に、塩は海水から水分を抜いただけのものでもない。そのあたりが何ともハッキリしない。ここに私の永遠のテーマがある。

「おいしい塩」とは?

塩の代わりに海水を使わないまでも、海水をなめて「おいしい」とは感じませんね。そもそも海水の成分は地球上どこでもほとんど同じ。だから「おいしい海水」「まずい海水」ということもない。しかし「水」や「塩」となると、とたんに人は「おいしい・まずい」と言い始める。そして、「水」や「塩」を「おいしい」と感じるとき、それは(舌でというより)身体でおいしいと感じるような気がする。例えば、真夏の炎天下、喉がカラカラに乾いたときにゴクゴク飲む水のおいしさなど。こう思い巡らすと、人間の「おいしい・まずい」の感覚は、もしかしたらココ、つまり「水」と「塩」が出発点なのではないかと、思えてしまう。だから「おいしい塩とは?」の答えには、きっとその元である海水と関係した何かがあるはずだ。さらに言えば、広く食べ物・飲み物の「おいしさ」の根っこのようなものまでもが、ここにあるのではないか、とさえ私は思ってしまう。

さて、「おいしい塩とは?」の答えは、塩を作っている者として当然あります。その答えを目指して、隅から隅までの様々な製造工程が決められ、カンホアの塩は作られています。

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